こんにちは、オフィスノヴェルです。
この秋は興味深いテレビドラマが多く、ドラマ好きには楽しいですね。中でもNHK朝ドラ「べっぴんさん」。自分の今の起業の歩みとかぶるところがあって注目しています。
先週は、主人公の父親・五十八さんの「焦るな。急がば回れだ。」という言葉に励まされました。
本当にその通り、すぐに答えがでなくても、がんばろう自分。
朝ドラはなぜ、起業男子・起業女子に効くのか
朝ドラは起業家の物語が多いので、参考になります。毎日、一歩一歩進んでいくのもいいですね。
ドラマなので、何でそんなに都合よくうまくいくんだ…と思う展開もありますが、そういう現実的なプロセスよりは、登場人物が語るセリフ、特になぜ事業をするのか？といったメッセージを言語化している点に注目したいのです。
もちろん「しょせんセリフじゃないか！商売は綺麗ごとじゃない！」と思う自分もいますよね。
でも、言葉にはパワーがあります。
長い目で見れば、理念やメッセージ、ひとの思いや物語に、ひとは感銘を受けたり、惹きつけられるのも事実なのです。まさに、急がば回れ。
実際に仕事をしていると、目先の業務については語れても、事業についてなかなかうまく言えなかったりしませんか。そんな時、ドラマで語られるセリフやメッセージは、いいヒントになります。
あなたが感銘を受けたメッセージは、「いい言葉、ありがとう！」と、どんどん自分の栄養にしていきましょう。そして、自分の事業の根幹を語る言葉やイメージを紡いでいきましょう。
起業とは旗を立てること
そもそも今の世の中でお金を稼ぐなら、Wワーク、投資、さまざまな方法があります。その中で、「起業」（個人事業にせよ法人にせよ）という形をとるのは、なぜでしょうか。
私の個人的なイメージですが、起業ってまず旗を立てること、だと思うのです。
旗はお子様ランチに乗っているような小さな旗でもいいのです。
旗には何かが必要です。紋様でも「風林火山」でも。（何も書かなかったら白旗ですからね）
その旗を見て、心意気やよくわからないワクワクを感じて、人が興味を持ったり集まってきたりする。
・ビジョン：この事業によって、こんな世の中を実現したい、お客様にこんなことを提供したい
・ミッション：そのために、事業（自分）がやるべき使命とは何か
かっこよく言えばそんな感じですが、もっともっと自分の言葉、自分の表現方法でいいと思います。
周りの人には笑われるかもしれないし、簡単にへし折られるかもしれない。
でも、何なら自分も笑って、そしてしれっとまた旗を立てる。
私もそんな風にやっています。
まとめ
- 朝ドラには起業に効く名言が多い
- 感銘を受けた言葉はどんどん参考にしよう
- 起業とはまず旗を立てること…かもしれない
今日は、オフィスでコーヒーを飲みながらの雑談みたいな話でした。
私は「糸へん業界」出身なので、人間の技術・叡智の結集であるテキスタイル×自然の驚異である風、このふたつがあって初めてはためく旗というイメージが好きなのかもしれません。と、自分で今、思いました。ではまた！
