オフィスノヴェルです。
やっとひと仕事、人様にお話できる会社としての実績が出来てほっとしております。実はもうひとつ、先週ワンステップ越えたプロジェクトもあったのですが、こちらはまだまだ道半ば…。でもほんの少しづつ、着実に進んでいます。
人は過去=実績から判断する
「どんな仕事をする会社なの?」「どんな仕事をしたいの?」
よく聞かれる言葉ですね。起業でも就職・転職活動でも同じだと思いますが、自社/自分が何者であるかということを人に伝えるのはなかなか難しいものです。そんな時、やはり影響力が大きいのはこれまでしてきた仕事、「実績」です。
現在や未来はなかなか理解していただけなくても、過去=実績を説明すれば、その延長上にある仕事は出来るよね、とおっしゃっていただけるし、実績に言葉を追加することで、今後やっていきたい仕事のフィールドもより具体的になるものです。(大量販売型の商品なら、A社との実績があるならうちB社でも…ということにもなりますしね。)
でもまだちゃんとした実績がない、これまでの仕事はやりたい仕事ではなかった、といった場合はどうすればいいのでしょうか?
仕事を仕掛ける、つくるという発想
キャッシュを稼ぐために、本意ではない仕事を受けることも現実には多いと思います。でもその中で、すぐには儲けにならなくても、自分らしい仕事、やりたい方向の仕事を「仕掛ける」「つくる」発想、プラスそれを現実化するためのちょっとの頑張りが大切かなあと思うのです。
なぜこんなことを書いているかというと、実は私自身が今から仕掛けようとしている仕事があるからなのです。どこまでうまくいくかわかりませんが、そのプロジェクトに取り組んだ経験自体が会社の財産になると考えているので、まだあまり心配はしていません。
新しい旅に出かけるようでワクワクしています。
チャレンジ=投資の枠を決めておこう
もちろん失敗したら…と怖くなってしまう気持ちもわかります。(特に「仕入れ」の大きい仕事は、チャレンジに度胸がいりますよね。私の場合は基本サービス業で気楽なところがありますので。)
そんな時は、最初に投資の枠を決めておきましょう。
これは、金額だけではなく、費やす時間もちゃんと考えてくださいね。どれくらいの金額・時間・知見などを投資するのか。自分の中で、ここまでダメなら撤退するという損切りのラインを持っておきましょう。小さく始めて、様子を見る方法も良いですね。Webの活用でかなり小さな規模のチャレンジも可能な時代です。
さらに言えば、たとえ失敗しても「がんばった経験」=「価値」(実績、次へのステップ)として使えるようなチャレンジを積むことが大事です。
夢を持って、でも、ほんの少ししたたかに。転んでもただでは起きない精神で進んでください。
まとめ
- 人は「実績」を重視する
- 実績のために仕事を仕掛ける、つくる発想も大事
- 損切りラインの設定、「がんばりの価値化」も意識しよう
ところで仕事って、「ひょんなことから」パターンもあるのですよね。それはそれで面白かったりするので、固執しすぎない柔軟性も大事かもしれません。
「したたか」って、漢字だと「強か」と書きますが、こっそり自分の中の「しなやかな強さ」を育てていきたいものです。